糸で縫ったような可愛らしいボックスを「ラフ」と「破線」でつくる

イラストレーターで糸で縫ったような可愛らしいボックスをつくります。
※この記事はillustratorCS6で作成しています。

イラストレータで糸で縫ったような可愛らしいボックスを

使う機能は「効果」→「パスの変形」→「ラフ」のみです。

まずは適当なサイズで土台となる長方形を作りましょう。今回は400×300pxで作成しています。

400×300pxの長方形

その長方形を選択した状態で「効果」→「パスの変形」→「ラフ」を行います。

イラレ「効果」→「パスの変形」→「ラフ」

「ラフ」のオプションでサイズを0.5%、詳細を30/inchに設定してOKを押します。

「ラフ」のオプションでサイズを0.5%、詳細を30/inch

するとギザギザの長方形に変形します。

ラフがかかったギザギザの長方形

今度はその内側に同じ要領で小さい長方形(今回は380×280px)を配置します。
その長方形は塗りではなく線に色をつけ、破線にします。
※破線=点線です。

破線の設定は、線幅を3ptで破線にチェックを入れ、線分を7ptとしました。

破線の設定

すると以下のような図形になります。

小さい長方形の線を破線に

この破線にもラフをかけましょう。設定は以下を参照して下さい。

破線にもラフ

すると、、、

破線にもラフをかけると

糸で縫ったような、手作り感のある少し荒い感じに仕上がります。

後は、角丸にしたり、影をつけたり、テクスチャー画像を乗算したりアレンジしてみてください。

陰影をつけたり、テクスチャー画像を重ねれば完成です!

今回作成したデータを無料で配布しております

アピアランスを分解し、バージョン10で保存しております。

無料データダウンロード】(zip形式/370KB)